ボジョレー・ヌーヴォーって人気ないの?甘くないのもあった(美味)!

2020年3月12日

もう12月ですが、

ボジョレー・ヌーヴォー2019飲みましたか?

解禁祭りは以前ほどの盛り上がりではないと聞きますが

ワイン好きの人も、別に毎年は飲まないという人が少なくないような……?

 

そういう私は、今年初めてまともに飲みました笑

 

毎年、お店ではヌーヴォー解禁の頃に大々的に売り出していますが

「甘くて軽いから、ケーキとかにしか合わないだろう」と思って

値段も安くないし、あんまり手が伸びずにいました……。

 

よく行くワインショップでおいしいよ〜とすすめられた銘柄の

ハーフボトルがあったので購入。

(ピエール・ポネル ボジョレー・ヌーボー 2019)

その夜、いや買ってみたはいいがしかし……おつまみは何を合わせればいいんだろうなどと思いながら抜栓。

ボジョレー・ヌーボーはガメイというブドウ品種が使われていて、

イチゴの香りがするとか言われていて、大抵甘いんですが

これ、甘すぎない!

酸味やコクといった味わいのバランスがよくておいしい。

イチゴや赤系ベリーのフレッシュな香りもあるけど、

その裏にタバコのようなスモーキーさもあり

奥行きがあるなあと感じます。

辛口ワインが飲みたい人でも十分楽しめます。

 

おつまみは、チーズとかイチゴなんかが合いました。

サラミとかも違和感なかったような。

 

もしかしたら、ワインが好きな人でも

「ボジョレー・ヌーボー=ジュースみたいに甘いんでしょ?」

みたいな先入観で手が伸びない方は多いのでは。

そして、毎年の出来ばえについても近年ずっと「今年はいい年でした」言われることが多く

(それは事実なんでしょうけど)

今年はどうかなーとか言いながら毎年飲んで比べたい気持ちになりにくいのかも。

 

もちろん、ブドウの栽培・醸造技術の進歩によって

年による偏りがなく、よい品質のワインができるようになったというのも関係あるでしょうし

それは素晴らしいことだと思うけど、

毎年同じ味のワインが安定して作れてしまうことで、かえって

「ボジョレー・ヌーボーは飲んだことあるから今年はいいや」となってしまっていたら( •́ㅿ•̀ )

などと妄想を膨らませながら、おいしく飲みました。

 

これなら来年も飲むかも。

 

後日、ある高級スーパーでヌーヴォー数種類を試飲だけさせてもらったら、

どれもバリエーションを感じつつ美味しいし、

3,000円台でかなりスモーキー、ボディがしっかりしていてバランスのいいものもありました。

(パリ名門レストランのタイユヴァンがセレクトしたものだとか)

個人的に発見だったのは、ボジョレー村の近隣にあるマコン村のヌーヴォー(白ワイン)が

とてもフレッシュ・フルーティーな上品な味わいでおいしかったことです。

 

今までそんなに注目してなかったけど、

ボジョレー・ヌーボー全然いけます!