夏の思い出(主に昆虫)

2020年2月19日

最近は子どもの夜間対応で寝不足の日々です。
夜中に寝言を言ったり、もぞもぞ動いたりするので私だけ目が覚めてしまいます
(旦那さんは眠りが深いタイプなのか、目覚めてる気配はあっても覚えてないことが多い)

で、見ると子どもは布団の外の床で寝てる上にタオルケット跳ね飛ばしてます。
爆睡する子どもの位置を修正し、タオルケットをかけてあげてから自分も寝ます。
寝相が悪いので、1回直したぐらいじゃダメです。これを一晩に2、3回はやってる……。
ちなみになぜか子どもは朝早く目覚めるタイプで、5時半とかにご機嫌で私を起こします笑

 

カブトムシをもらった

話が横道にそれました。
この夏、カブトムシをつがいでいただいたので飼育していました。
7月下旬にうちに来て、9月21日に2匹とも逝去したので結構長生きしました!
カブトムシをくださったご家族は昆虫が苦手らしく、貰い手を探していたようです。

昆虫嫌いなお母さんは多いと思いますが、私は小さい頃から虫が好き
家の近所でチョウチョやトンボを捕まえたりバッタを採ってきて飼ったりしていたくらい。
もちろんカブト・クワガタも好きです。キャンプに行ったら探します。
カブトムシをもらって一番喜んでいたのは子どもではなく私

カブトは夜行性なので、私たちが起きている間は土に潜って寝てます。
それだと子どもがカブトとふれあう時がないので、エサを替えるついでにちょっと起こして遊びます
最初は子ども(1歳児)も「何これ?」的な感じで見てるだけでしたが、
私がカブトを手に乗せて歩かせたり、かわいいねーと言いながらナデナデしてたら
子どもも興味を持つようになり、ツンツンしたり手で掴んだりするようになりました。
図鑑や絵本でカブトムシを見つけると「あ!」とか「ぶー」とか言いながら指差し。
こうして語彙を増やしていくんだね!がんばれ!(語彙が親の嗜好に寄っていくのはある程度仕方ない)

 

カブトムシの累代飼育に挑戦

カブトムシをせっかくつがいで飼えたことだし、累代飼育に挑戦しました。
つまり、卵を産ませて幼虫を育て、翌年には成虫にするという1年計画の自由研究笑。
初めてのことなので、いろいろ調べながらやっています。

カブトムシは生殖能力が高いため、産卵させるのはかなり簡単
同じ虫カゴにオスとメスを入れて、頭数分のエサ(←重要)があればOK。
※メスはオスより弱いのでエサの取り合いで負けます。投げ飛ばされてケガして死んだりします。。
お見合い期間は数日でOK(むしろずっと入れておくと弱って寿命が縮む)。

メスが一日中土に潜って出てこなくなったら産卵し始めています。1週間ぐらい潜り続けて産卵し、エサも食べません。
このタイミングでオスは隔離。なお、同じペアで2回以上お見合いすることは基本なしだそうです。
また、交尾のときにケガして死んじゃうオス・メスもいます。命がけです。。

この頃の夜中のカブトムシはかなり活発で、寝室に虫カゴを置いてるとかなりうるさいです!
あと力が強く、虫カゴの蓋を開けて脱走することがよくあるので(特にオス)、重しを置くことをおすすめします。
うちは2回脱走しました。そのうち1回は虫の苦手な旦那さんが発見し、おそるおそる捕獲してくれました……orz。

 

産卵は3週間ぐらい続き、メスは1週間土にダイブした後エサを1日かけて食べ、栄養補給というスケジュールを3回ぐらいこなします。2クール目以降では、すでに産んだ卵や孵化した幼虫をよけておいた方がいいかもしれません。
メスは産卵に一生懸命すぎて、前に産んだ卵や自分の子である幼虫を踏み潰してしまいます。。
私も最初知らなくて、ある日虫カゴの底に見えていた幼虫が全滅しているのを見てかなりショックでした。
昆虫だから、そこまで配慮できないんですかね……。なんか色々かなしい。

その後うちでは15個の卵を保護し、5匹の幼虫が生き残ってます。結構でかくなってきました。大人の親指ぐらい(終齢幼虫)
カブトムシはクワガタと違って、成虫が冬を越すことはありません。長く持っても9月末には死んでしまうそう。
また、カブトは幼虫のまま何年も過ごすことはありません。毎年かならず世代交代するのです。
(クワガタは環境が合えば成虫で2、3年生きることができるし、幼虫の姿で2年目に突入することもある)

これから秋・冬・春と幼虫飼育を続けていきますが、成虫に比べると動きも少なくかなり地味です。
エサ替えもないし、たまに土に霧吹きしたり、土を足したりするくらい。
ちなみに幼虫は腐葉土を食べて育ちます。しばらくすると土が減ってるので面白い。
表土に黒いウンチをするので、それも捨ててあげます。
幼虫が苦手な人はかなり多いと思いますが、一生懸命動いてる姿はかわいい……というかけなげですよ。

来夏には無事に成虫になってほしいところ。引き続き見守っていきます!

 

子どもも虫(チョウチョ)に目覚める

ちなみにうちの子どもは最近チョウチョにどハマりしていて、蝶を見ると「チョウチョ!チョウチョ!」と叫びます。
カブトムシやセミ、トンボを見ても「チョウチョ!」と言うこともある……。

きっかけは『うるしー』という絵本。
手品でいろいろなものを出すくまさんが、チョウチョを出すページがあるんですが
まだあまり言葉を話さない子どもがそのページを見て「チョウチョ」と言えたので、
好きなのかなと思って昆虫館のようなところへ連れて行ったら
ものすごく感動!して、標本や実物の蝶を指差して「チョウチョ!」と連呼
家に帰ってからも何かと「チョウチョ」「チョウチョ」と口にするようになりました。。

目の前に蝶がいないときも口ずさんでいるので、とりあえず言ってる感じもします。
言葉の響きも気に入ったんでしょうね。
しかし、すべて「チョウチョ」で会話しようとしている感もあるため親は少し心配です(´・ᴗ・`;)