海のミネラルを堪能!地中海・大西洋ワイン3種飲み比べ

2020年3月12日


「海のワイン」とはどんな特徴の味?

塩味っていうけどどんな味?

生産地ごとの違いは?

 

そんな疑問を持ったため、確認してみました。

まず、海のワインというのは俗称で

海沿いで作られたワインには海のミネラルのような香りがあるといわれます。

ブラインドテイスティング をするとき、

そのワインが海沿いの産地なのか山の産地なのかを分析するときに役立ちそうです。

 

今回用意したのは

  1. イタリアのシチリア(IGTテッレシチリアーネ)、CORINZIO カタラット/インツォリア2018(左上写真)
  2. ギリシャのPDOサントリーニ、GAVALAS SANTORINI アシルティコ2018(右上写真)
  3. スペインのDOリアス・バイシャス、VARMINOR アルバリーニョ2018(左下写真)

 

どれも海に面した畑から収穫できる、フレッシュな酸とミネラルが特徴のブドウ品種です。

似た品種を同時に飲み比べると、似ている品種でも違いを比較できるので

テイスティング の勉強になります(`・ω・´)

 

どの海に面しているかは国名で大体イメージがつくかと思いますが、

1が地中海のティレニア海とイオニア海(地中海の真ん中あたり)、

2が地中海のエーゲ海(地中海のやや東の方)、

3が大西洋です。

 

ちなみに3本のワインを一気に開けているのかというと、

そういうわけではないです。

いわゆる「小瓶詰め替え法」を活用しています(気になる方は検索してください)。

この3本は別の日に抜栓し、

小さいビンに詰め替えて保存していたものを揃えて、グラスに注いでいます。

 

さて、3種のワインの味わいは、、

  1. 淡いレモン色、酸と苦味のバランス、グレープフルーツのような香りが印象的で広がりはほどほど
  2. 淡い黄色、やや香りは控えめ(?)、口に含むとレモンのような酸味、苦味とのバランスも感じて最後はスッキリ
  3. 淡いレモン色、柑橘の香り、1と似ていて酸と苦味が立っているけどとても華やかな感じ

 

そして、どれも「苦味」の中に塩気のようなものを感じました。

ヨードと表現される磯っぽさとは違い、

豆腐を固めるのに使う「にがり」のような感じです(主成分は塩化マグネシウム)。

 

この塩気が海のミネラルと呼ばれているものなのでしょう。

ワインの「ミネラル感」という表現は、非常に曖昧なもので

何を指すのかはっきりしないと指摘されることが多いもの。

(以前読んだジェイミー・グッド著『新しいワインの科学』にもそのような記述がありました)

 

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ただ、今回集めた海のワインの苦味は「山のワインとは違う」といえる塩気を感じました。

岩塩と海水塩をなめた時の感覚と同じではないけど、

海のワインと山のワインのミネラルはどのくらい違うかと聞かれたら、

岩塩と海水塩くらい違うと答えると思います。

 

ちなみに、3種類のうちで最もにがりらしいテクスチャー

(赤ワインでいうと収斂するタンニンのような?)があったのは

1のカタラット/インツォリアでした。

 

今回は北半球・旧世界ばかりでしたが

NZとか新世界も入れるとより違いがはっきりしたかもしれません。

日本の新潟のアルバリーニョも飲んだことがありますが、

そういったものも同時に比較できたら幸せだなーと思いました。

 

みなさんも、テーマを決めて飲み比べしてみては。

新しい発見があるかもしれません。

 

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